
パーソナルトレーナーという仕事をしているせいか、普段から人の姿勢や体の使い方に目が行きがちです。
20年以上パーソナルトレーナーとして数えきれないほどのお客様を担当させて頂いて思うことは、
・人間にも個体差はある
ということです。
いくつかのパターンと言いますか、区分が出来ると見ています。
- 体型
- 可動域
- 運動神経
- 俊敏性や筋力
などです。
今回は『1.体型』について詳しく解説をさせて頂きたいと思います。
- 太りやすい
- 太りにくい
- 筋肉が付きづらい
- 下半身が太い
先ず「太る・太らない」につきましては
腸内環境や腸内細菌と密接に関係があると言われています。

この腸内環境と腸内細菌は普段の食生活によっても変化しますが、何かしらの理由で「小腸や大腸からの吸収率」が個人によって異なることも一部で報告されています。
太りやすい方…吸収率が高い
太りにくい…吸収率が低い
と言われています。
一方で、腸内環境が不安定で排便も不安定(便秘や便の軟度が毎回違う、など)の方は、基礎体温が低い場合も多く「冷え性」の方も少なくありません。
こう言ったことが原因で体が冷えている方が冷え性を改善するために「手足やお腹を温める」ということは一定の効果はあると思いますが、それ以上に腸内環境を整えることで改善されるケースも多々見てきました。
次に「筋肉が付きづらい」ということにつきまして
先の腸内環境とも結びつきやすく…
太りにくいということは、腸からの吸収率が低い、また、基礎代謝よりも日常の代謝効率が良い(この場合は良いというかどうかは…)ということが考えられます。
こういう方の場合は、
・筋肉痛が来るようなトレーニング(筋収縮を最大限意識したストレングストレーニング)を行うこと
と
・炭水化物もたんぱく質もしっかり摂る
ということをお勧めしています。
最後に、「下半身が太りやすい」という方につきましては
これまでの私の20年以上の臨床データでは歳を重ねるほど「親の体型に似てくる」ということがあります。
これは、如何ともしがたい部分がありますが、早い段階で「私は親に似ていくんだ」ということを受け入れ理解したうえで、将来を見据えたトレーニングを行ったり、日常生活を過ごすことである程度、対応できます。
例えば
・下半身に筋肉が付きすぎないように「アイソメトリック運動」を意識する
・骨盤(大転子)を引き締める
・普段から下半身を冷やさないようにする
・普段からストレッチ(特に下半身)をする
などです。

まとめ
今回は「体型」について述べさせて頂きました。
例えば「レストランの集客を考える」という場合でも
・自己分析
・今後の市場の見通し
をすると思います。
体作りも同じことが言えます。
自分の体質を理解したうえで、自分の体質に合った取り組みをすることが大切です。
昨今ではDNA検査などがありますが、当ジムでは過去の体重推移と遍歴(その時になぜ増減したのか)や親御さんの体質や体型をヒアリングをし、過去のお客様の「実体験・実例」を参考にプランを提案させて頂きます。
例えば
…糖質を減らすと痩せやすいのか
…ストレスが体重へ影響しやすいのか
…有酸素が有効なのか
などなどです。
=========
当ジムは、ただ痩せるのではなく、
数年後も理想の体型で健康に動ける体を目指し、
お客様一人一人に合った「食事」「運動」「睡眠」を提案させていただいております。
大人のための銀座のパーソナルジム
MIO STILE GINZA
https://mio-stile.jp